ふたり

ゆかと敬は全く違う人生を歩んできて別々に死んだ。男と女が入れ替わり新しい人生が始まった。

初めの一歩2 

「敬どうしたの?」
 『橋本』で一人ビールとご飯を食べていると敬が横に座った。まだ8時過ぎだ。
「串カツの呼子やめるよ。アキラの代わりに腹心の男がドラックを売れと言ってきた。もうたくさんだよ。それにゆかと会えない生活は嫌だ」
「シオンやみよちゃんがいるじゃないの?」
「私とゆかは一つなんだと思う」
「一つなのね?」
 私はコップを取ってビールを敬のために入れる。奥の暖簾からみよちゃんが顔を出す。
「明日からここの洗い場と出前の自転車に乗る」
「自転車乗れるの?」
 みよちゃんがいつの間にか教えていたようだ。笑っている。
「出来レースなんだ?」
「朝ゆかと起きてここでご飯を食べて、たまにはデートして一緒に寝る。まだ独り立ちなんて無理だよ。ところで探偵事務所はどう?」
「病院を調べているの。アキラは殺されたそうよ」
「アキラも馬鹿だ」
 元々敬はアキラを嫌っている。
「シオンは?」
「シオンは元々好き女だ。結構カラオケ居酒屋でお尻見せたり、フェラして楽しんでいる」
「敬抱いたな?」
「抱くにはいい女だよ」




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2017/09/28 Thu. 06:21  edit

Category: ミステリー

Thread: ミステリ - Janre: 小説・文学

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