ふたり

ゆかと敬は全く違う人生を歩んできて別々に死んだ。男と女が入れ替わり新しい人生が始まった。

メレンゲ7 

 三宮の看護婦のところに行ってから1週間がたった。遠距離移動は予想外に体力を消耗するのか戻ってきてから寝込んでいる。
「どう起きれる?」
 冴がタオルで体を拭いてくれる。彼女は昨日は一日警視庁に出ていた。新しい下着に着替えて冴えが入れてくれたコーヒーを飲む。
「新しい記事が出たよ」
 小山は今回思い切って電車に飛び込んだ男を自殺ではなく他殺だと書いている。監視カメラの押されている姿を拡大して載せている。
「警視庁は捜査を開始したわ。それで『メランゲ』という特捜チームが編成された。私も一員になった」
「私は?」
「今多摩に精神病院を見つけて、ここに特捜チームとゆかを移すわ。ここで検査も続ける。いよいよ総理のゴーが出たみたいなの」
「歴代の総理が引き継いできたことを暴かれるの?」
「内閣府顧問が総指揮をとる」
 日が暮れてワンボックスが迎えに来た。戻ってきていたシオンと別れの挨拶をした。車には運転手と私と冴とボディガードが2人乗った。後ろに私のダンボール箱を積み込んだ。
『どう元気?』
 敬からのメールだ。
『私もゆかと同じように今日まで寝ていた。どうもゆかが調子が悪いとこちらもダメみたいだよ。早く良くなって』
『安心して、もう回復して新しい隠れ家に移っているところよ。政府が正式に調査を開始する子t後に決まった。敬も気を付けてよね』





スポンサーサイト

2017/04/19 Wed. 07:04  edit

Category: ミステリー

Thread: ミステリ - Janre: 小説・文学

tb: --  |  cm: 0

top △

コメント

top △

コメントの投稿

Secret

top △